日本ギター協会について・沿革
1973年 (昭和48年)に関西在住の多くの著名ギタリストの尽力により「日本ギターコンクール協会」として発足する。
翌年の1974年 (昭和49年)に音楽評論家として代表的存在であった故吉村一夫氏を会長に迎え、大阪フィルハーモニー指揮者であった故朝比奈隆氏から、熱いメッセージを頂いて大阪府立青少年会館において第1回日本ギターコンクールを開催する。
その後、厚生年金中ホール、毎日ホール、読売文化ホール、イシハラホール等において毎年1回開催と実績を伸ばしながら、2008年8月には、第35回を数えるまでになりました。
その間、各年の上位入賞者による「入賞者コンサート」を企画開催しコンクールの成果を発表して参りました。
最近の日本のクラシックギター界をみますと、そのレベルも上がり、多数のギタリストが世界各地で活躍しております。
当協会主催のコンクールも数多くの優秀なるギタリストを世に送り出してきました。
これは長年にわたるギター音楽の振興・普及活動が大きく貢献していると自負しております。
その後、より広くギター愛好者に密着したイベントを企画し、皆様と共に健全なギターによる音楽活動をするため、「日本ギターコンクール協会」を名称も新たに「日本ギター協会」と改名致しました。
そして伝統あるギターコンクールの運営を継承しつつも、アマチュアギターアンサンブル団体に音楽活動の場を提供する為の音楽会企画や、内外の著名名なギタリストを招いてのコンサート、また沢山のギターファンへの音楽指導と、ギター愛好者が活動しやすい土壌を作っていくべく協会員一同努力しております。
尚、当協会員は、数多くのコンサート活動や、CDレコーディング、多くの著作物出版また後進の指導、普及活動を行っている優れたギタリストが中心になって運営にあたっております。